• ろくろ舎 / 酒井義夫

    ろくろ舎 / 酒井義夫

    伝統的な丸物木地師の技術を継承しながら、その枠にとどまらない制作を続ける作り手。木という素材を深く理解しながらも、素材や製法を限定せず、「価値の再定義」という視点からプロダクトを生み出しています。 特に椀ものの美しさは際立っており、静かで端正なフォルムの中に、確かな技術と思想が宿ります。伝統的な漆塗りも含め、装飾ではなく“必然”として存在する仕上げが印象的です。 派手さではなく、普遍性の中に微かな光を見出すこと。使い続けることで完成していく道具としての美しさを、静かに問いかけています。